「ドアが床に擦れる」「閉まりきらない」「鍵がかかりにくい」。開閉の不具合があっても、すぐにドア全体の交換が必要とは限りません。金物の調整で改善できる場合と、部品交換や枠の改修が必要な場合があります。
まずは症状が出る位置を確認
扉の上・横・下のどこが当たるか、閉まる直前だけ引っかかるか、ハンドル操作に違和感があるかを確認します。いつから起きているか、強風や衝突の後から変わったかも、原因を調べる手がかりになります。
調整で改善できる場合
建付けのずれや、ラッチと受け金具の位置関係が原因であれば、調整で改善することがあります。ただし、調整できる箇所や方法は製品によって異なります。すべての丁番に同じ調整機能があるわけではありません。
無理に力をかけたり、用途の分からないねじを緩めたりせず、製品の取扱説明書を確認するか施工店へご相談ください。
部品交換を検討する場合
丁番・ピボット・錠前・ドアクローザー・フロアヒンジなどに摩耗や破損があると、調整だけでは改善しないことがあります。扉の重さ、取付寸法、既存の加工位置に合う部品を選びます。
ドアクローザーから油が漏れている、扉が勢いよく閉まる、異音がする場合は、そのまま使い続けず点検をご依頼ください。閉まる速度の異常を、ねじの調整だけで必ず直せるとは限りません。
扉や枠そのものの改修が必要な場合
扉・枠の腐食や変形が大きい場合は、金物を交換しても十分に改善しないことがあります。現地の状態に応じて、扉交換、枠の補修、既存枠を活かすカバー工法などを検討します。
平原工業では、枠の変形で開きづらくなったスチールドアの改修や、フロアヒンジの交換などを施工事例で紹介しています。
見積もり依頼で伝えたいこと
- 現場の地域と建物用途、対象の扉の数
- 出入口全体と、不具合が出ている部分の写真
- 金物のメーカー名・型番が分かる写真
- 困っている症状と、作業可能な曜日・時間帯
平原工業は、埼玉・東京を中心に建具の調整・金物交換・改修に対応しています。原因を確認し、必要な修繕方法をご提案します。
参考:YKK AP 室内ドアの建付け調整/玄関ドアの閉まり・鍵のかかり/ドアクローザーの点検について。調整方法は製品ごとの説明書に従ってください。

