ドアの足元にある金属部分が錆びている、浮いている、扉が擦れる。そんなときは、沓摺だけでなく、扉や枠、周囲の床を含めて状態を確認することが大切です。
沓摺はドア枠の足元にある部分
沓摺(くつずり)は、開き戸の枠のうち床面にある部分を指します。ドアの形式によって形状や材質、段差の高さは異なり、沓摺を設けない納まりもあります。
店舗や施設の出入口では、人の通行に加えて台車の出入り、雨水や清掃時の水など、使われ方に応じた条件を確認します。
補修を考えたい症状
- 表面の錆が広がり、穴や欠けがある
- 部材が浮く、ぐらつく、端部がめくれている
- 扉の下端が擦れ、開閉しにくい
- 周辺に水がたまる、床との取り合いに隙間がある
扉が擦れる原因は沓摺の変形だけとは限りません。丁番・ピボットなどの傷みや扉の下がりも考えられるため、擦れる位置だけを削る前に原因を確認します。
補修・カバー・交換をどう選ぶ?
表面の傷みが中心の場合は、下地の状態を確認したうえで、錆の処理や塗装などを検討します。穴が開いたり部材が弱くなったりしている場合は、塗装だけでは元の状態に戻りません。
既存部材の上に金属板をかぶせる補修では、既存部材と下地に確実に固定できるか、扉との隙間を確保できるかを確認します。板を足した分だけ高さが変わるため、台車の通行やつまずきにも配慮が必要です。
腐食や変形が大きい場合は、傷んだ部材の撤去・交換や、周囲の床・縦枠を含めた補修を検討します。どの方法を採れるかは、現地の納まりと傷みの範囲によって変わります。
相談前に用意すると役立つ写真
出入口全体、ドアを開いた足元、傷んだ部分の近接写真があると、状態を把握しやすくなります。幅や段差の寸法、台車が通るか、雨がかかる場所かもお知らせください。正式な工法と見積もりは、現地で状態を確認してご案内します。
平原工業では、埼玉・東京を中心に、沓摺の補修、スチールドア改修、建具の開閉調整に対応しています。
用語参考:LIXIL リフォーム用語集「くつずり」

